2019年12月28日土曜日

【ポケモン剣盾】いばキーアイアント【ダブルランクバトル】


\アリだー!/


概要

いばるとキーのみのコンボに、はりきりとダイマックスを乗せた超高火力のアイアントで相手を押さえつけるパーティーです。

いばる:相手のこうげきを二段階上昇させ、混乱させる
キーのみ:所有しているポケモンの混乱を治す
はりきり:こうげきが1.5倍になるが物理技の命中率が0.8倍になる

キーのみを持ったアイアントが味方にいばるを打ってもらうことで、混乱せずに攻撃上昇の恩恵だけを受けることができます。アイアントの特性「はりきり」によって攻撃が更に1.5倍、命中率の下降はダイマックスで必中にして無視します。高速アタッカーがドラパルトを除いてそれほど速くないので、アイアントの素早さ109で大体のアタッカーに先手がとれます。先手を取れない相手に対してはオーロンゲが素早さを操作して対応します。ソードシールドから素早さの変更がターン内で即座に行動順に反映されるようになったので、いたずらごころからの素早さ変更でアイアントを先手にして有利をとります。

初期環境にバンギラスとドリュウズ(バンドリ)が多かったので、ドリュウズに抜群をとられずにダイマックスしたバンギラスをワンパンできるアタッカーを立てる必要がありました。

モンスターボール級から使用して、勝率ほぼ9割程度でマスターボール級に到達。
最終的には31勝14敗で1200位くらいで終わりました。

使用例の動画

https://youtu.be/9k7eWrhjE0U

https://www.nicovideo.jp/watch/sm36147044

(中身は同じものです。お好きな方をどうぞ。)

パーティー詳細




アイアント はりきり (ようきAS)
キーのみ
シザークロス (130 C↓)
アイアンヘッド (130 B↑)
ストーンエッジ (130 すなあらし)
ばかぢから (95 A↑)
括弧内はダイマックス時の威力と追加効果

今回のメインポケモンでダイマックス筆頭枠。はりきりのせいでダイマックス終了後は安定感がなくなるので、なるべく攻撃範囲を広げて毎ターンきっちり殴れるようにします。ほぼ全ての相手に等倍以上の攻撃が可能で、ダイマックスわざの追加効果は物理・特殊防御方面、タスキつぶしのすなあらし、攻撃上昇から選択できどれも無駄がありません。まもる(ダイウォール)が使えない弱みはとなりのオーロンゲの行動順操作で何とかしてもらいます。
いばキーダイマックスの一致技の火力は指数で言うと94185。ガラルにはいませんが、物理特化のクレセリアを等倍で倒す(117.4〜138.9%)程度の火力です。物理特化の輝石サマヨールは一撃にはなりません(80.2〜95.9%)。
弱点は炎だけなので炎技持ちを最優先で倒します。めざパがなくなった変わりにマジカルフレイムが多数のポケモンに配られたので、誰が炎技を持てるかは把握しておいた方がいいでしょう。
キーのみは状態異常も治せるラムのみでも構いませんが、今回はウォーグルにとられているのでこちらを使います。


オーロンゲ いたずらごころ (わんぱくHB)
こうかくレンズ
いばる
こわいかお
でんじは
じゃれつく

アイアント軸で相手を突破するための要となるポケモンです。主な役割は火力増強と行動順操作。初手はアイアントにいばるを打つことが多いですが、アイアントより速いポケモンを相手にする場合はこわいかおとでんじはで相手の素早さを下げて先手を取っていきます。こわいかおとでんじはは似た効果を持っていますが、対応できる相手の範囲が異なります。安定するのはこわいかおの方で一部の特殊な特性(ミラーアーマー、クリアボディ)を持っているポケモン以外になら安全に打てます。ドリュウズにも刺さります。でんじはは特性、タイプ、持ち物など多彩な対応方法がありますが、クリアボディのドラパルトを相手にするのに必要なので両方採用します。
トリックルームを相手に張られた時にこわいかおを味方に打つことで、麻痺バグのリスクなく素早さを下げられます。

アイアントより速く炎技を持っているドラパルトに対して強く出られます。
命中率90%の技を3つもっているので、こうかくレンズを使って99%まで引き上げます。初手のいばる、でんじは、じゃれつくがほぼ必中になり安定感が出ます。


ウォッシュロトム ふゆう (ひかえめHC)
オボンのみ
ボルトチェンジ
ハイドロポンプ
まもる
おにび

相性補完の穴埋め役です。炎ポケモンを相手にしたり物理耐久のあるポケモンを特殊火力で無理矢理突破したりする役割です。雑に後ろから投げられたりクッションにされたりします。ボルトチェンジが後攻で入れられる場合はアタッカーの降臨にも使います。


ウインディ もらいび (ずぶといHB)
おうじゃのしるし
バークアウト
ねっぷう
ほえる
てだすけ

アイアントが焼却処分されそうになったときに防火用に投げます。
ほえるはトリックルーム対策、積んだポケモンのリセット等に使います。
相手にナットレイがいるときも連れていきます。


ウォーグル まけんき (いじっぱりHA)
ラムのみ
ブレイブバード
アイアンヘッド
ばかぢから
まもる

第二のいばられアタッカー。弱点が多く遅いのでダイマックス推奨です。アイアントだとどうしても炎技を受けそうな相手や、威嚇持ちの相手に選出します。ダイマックスは片方しかできませんが、アイアントと両方選出する選択もあります。
岩技は痛いですが、いばラムダイマックスばかぢからでH振りダイマックスバンギラスが確定一発なので、一応バンドリも相手にできます。



ナットレイ てつのトゲ (わんぱくHB、最遅個体)
たべのこし
パワーウィップ
ボディプレス
まもる
やどりぎのたね

色々終わったあとの最後の詰め役。炎4倍を二匹選出するのは不安な気もしますが、アイアントが炎技持ちを序盤に誘導するので、それを先に処理することができればナットレイで詰められます。


基本選出

初手:アイアント・オーロンゲ
後続:好きなの(だいたいロトムとナットレイ)

アイアントが倒したい方を狙ってひたすら殴ります。相手が物理寄りならダイスチルを多めに、特殊寄りならダイワームを多めにします。隣のポケモンの火力も上げたい場合はダイナックルもありです。


対ドラパルト

いばキー発動後ならばアイアントで一撃なのですが、素早さ操作も必要なので初手で出てきた場合は一旦アイアントを引く形にします。もし初手に来るのが読めているならそれを見越して初手オーロンゲロトムで入ってボルトチェンジしながら電磁波を入れるという手もあります。


対晴れパ

晴れパとの相性は悪いです。
相手のアタッカーが出る頃にロトムとウインディを出しておけるのが理想的な立ち回りで、ダイマックスロトムで晴れパに付き物のソーラービームを余裕をもって耐えながらダイストリームで天候の書き換えを行います。
相手のアタッカーをアイアントのダイロックで潰せそうなら、素早さを見ながら初手アイアントも視野に入れて注意深く検討します。


対トリックルーム

トリル要員を初手のアイアントで潰せそうならば基本選出でOKです。トリルをサポートするポケモンによって対応を変えます。ねこだましで邪魔してくる相手の場合は、アイアントの単体火力でトリルするポケモンを倒せるか吟味し、可能なら基本選出、不可能なら別のルートをとります。このゆびとまれ等の攻撃誘導系の場合は基本的にはトリルを許すことになる上、いばるも吸われてしまうので動きにくくなります。この場合はロトム、ウインディ、ナットレイを使って相手を倒さずにトリルターンを稼ぎながら相手の攻撃をやり過ごします。ロトムのおにび、ウインディのバークアウト、ナットレイの耐性と耐久をうまくつかって誤魔化しましょう。



さいごに

アイアントで制圧するのがひたすらに楽しいパーティーです。バンドリがたくさんいた時は基本選出を出すだけで簡単に勝てて、あっさりとマスターボール級に到達できました。