2016年7月11日月曜日

ポケモンGO について1: 状況、マップ画面など

日本での配信日が公式からは明確に発表されないまま、ポケモンGOが一部の国で先行配信されました。筆者の住むアメリカでは2016年7月6日に配信され、日本に先行してプレイする機会ができましたので序盤のわかりにくい点や仕様などを記事にしたいと思います。

最初の記事では、事前に公開されていた情報、配信直後の状況、マップ画面について取り扱います。

事前情報

6月にロサンゼルスで行われたE3 2016というイベントでポケモンGOに関する情報が一部先行して公開されました。以下に主な要点をまとめます。

  1. 配信してからすぐは初代のポケモンのみ登場する
  2. 配信してからすぐは交換、多人数プレイなどの機能はない
  3. ポケモンGO Plus (ポケモンGO支援用の小型デバイス)の発売は7月中をめどにする
この3番目の発表によって、これまで明確ではなかった配信日が7月に予定されていたことが明らかになりました。そしてその期待通りに7月の上旬に一部の国での配信が実現されました。

配信直後の状況

少なくともアメリカでは多くの反響が見られ、アップルのApp Storeではランキング一位を獲得し、街を歩いていても子どもから大人まで多くのプレイヤーに遭遇するなど非常に大きな影響が見られました。プレイレポートや攻略記事なども多数現れ、まさにお祭りモードとなっています。

しかし、ゲームサーバの問題により配信初日はログイン自体が困難な状況で、下のようなエラーメッセージの画面ばかりを見ることとなりました。

運よくログインできたとしてもゲーム内でも非常に頻繁にフリーズが起き、その度に再起動をさせられ、またログイン自体が困難になるという状況がしばらく続きました。配信から数日が経って状況は改善し、ログインが困難になることは少なくなりましたが、依然としてサーバへのアクセスに時間がかかる問題や、頻繁にフリーズする問題は残っています。これが原因でアプリの評価は☆3つとかなり低い値になっています。今後のアップデートやプレイ人口の減少などによって状況が改善されることが期待されます。

御三家のポケモンの選択

ゲームを始めるとまず博士からの説明があり、トレーナーの名前の決定とアバターの容姿の選択、御三家のポケモンを捕獲するイベントがあります。初代御三家のフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメの中から一匹を選択し捕獲します。筆者はせっかちで、3匹いるのがよくわからずに目に入ったフシギダネを選んでしまいましたので、選択は慎重にしましょう。Forbesによって、この最初の御三家の捕獲のときに4回以上「逃げる」を選択するとピカチュウが最初のパートナーとして与えられることが報告されています。

マップ画面

マップの中の移動は自らの足を使って行います。現実の世界で移動すると中のキャラクターも移動します。こうしてポケストップやポケモンのいるくさむらなどに向かって移動します。マップ画面は以下のような構成です。ここでは各要素の概要だけ説明し、詳細は後に回します。
ジムには空のジム(灰色)とそうでないものがあり、そうでないものは赤、青、黄の3つチームのうちのどれかの色に染まっています。図にあるジムは黄色チームのジムです。レベルが5になるまではジムを訪れることはできません。
青い箱のようなものが浮いている所は「ポケスポット」と呼ばれる場所で、ここに立ち寄るとアイテムがもらえます。
右下には近くにいるポケモンのリストが表示されます。すでに図鑑に登録されているポケモンはカラーで、そうでないポケモンはシルエットで表示されます。ここをタップするとそれぞれのポケモンが大体どの程度離れているかがわかります(足跡マークの数=遠さ)。

真ん中の下にはメニューがあり、ここからさらに図鑑、ショップ、道具、ポケモン、設定、ヒントのメニューを開くことができます。ここで与えられる「ヒント」以外にゲームの解説はなく、その内容もポケストップとジムに関するちょっとした情報だけなので、序盤が非常にわかりにくくなっています。

左下のアバターのアイコンをタップすると現在のレベルと経験値、ぼうけんノート(ログのようなもの)、アチーブメントなどを見ることができます。

次回の記事ではポケモンの捕獲について解説します。


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